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サッカーや雑多な話題を取り上げます。

渋谷区スタジアム構想について

今シーズンはFC東京20周年ということで、20周年ユニフォームが出ることは予想していたけど、まさかmixi様がスポンサーになっていただくとは。

鎖骨スポンサー様々だったけども。


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新体制発表会に出席する機会に恵まれ、スタジアム移転の期待が高まる中、突如の横槍が入った。


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※Yahooニュースから引用


まあ、キナ臭い匂いがプンプンしますな。

まず、「一般社団法人渋谷未来デザイン」という組織。

バックボーンはしっかりしているように見える。


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一般社団法人渋谷未来デザインのWebサイトより引用


川渕三郎氏の口から出たヴェルディという言葉。

色々邪推したくなるけど、FC東京の専用スタジアムだと思っていた僕にはちょっと嫌な流れだと感じた。


正直、味の素スタジアムは我が家からのアクセスが容易で、代々木移転はあまり歓迎材料ではない。

ただ、通勤定期券内で行けるメリットは多分にあり、水曜開催や、フライデー・ナイトには助かるメリットがあり、陸上トラックに阻まれることなく、ノンストレスで観戦できる。


また、ビジターサポーターもアクセスが良くなることは間違いなく、23区内の大規模専用スタジアムは歓迎材料なので、mixi様とぜひ実現して欲しいと思っていた。


ところがこの横槍である。


ここで日本のサッカー史を紐解くと、Jリーグ開幕も直前にした、JSL

席巻していたのは、ヴェルディの前身、読売クラブF・マリノスの前身、日産自動車である。

川渕三郎氏は読売クラブ、つまり読売新聞の社主の渡邊恒雄氏と地域密着、企業色排除で激しく対立したのは有名な話だが、今や、そのヴェルディは古豪であり、黄金期などはとうの昔に忘れ去られている。


ジャイアンツで培ったノウハウをJリーグでも利用したい渡邊氏、理念に反すると突っぱねた川渕氏。

双方の利害が相反したが、ヴェルディ川崎市を拠点にし、チーム名から、読売を外すことで無事1993年のJリーグ開幕を迎えた。


ところが、東京スタジアム移転問題で、またも渡邊氏と川渕氏は対立する。

結局は、FC東京ヴェルディ東京スタジアムをシェアすることを落としどころにしたが、ヴェルディ調布市との関係が悪化、飛田給駅周辺は青赤一色である。


くどくどと述べてきたが、要は今のFC東京調布市の関係についての懸念がある。

京王電鉄も沿線の主要コンテンツと考えているだろう。

代々木移転により、調布市もスタジアム輸送をほぼ一手に担ってきた京王電鉄も穏やかではなかろう。


さて、ここに来てスタジアム構想が一気に具体化して来たが、mixi様も東京ガス様もこの構想に噛めていない。


これは最大の懸念点だが、同じ都内への移転とはいえ、ハードルが高いと感じる。


いっそ、味スタのサッカー専用スタジアム化が一番ではなかろうか。


工期の問題があるが、等々力や埼玉スタジアムを借りれば問題なかろう。

川崎アウェイ、浦和アウェイかつ、東京ホームのタイミングはいくらでもあるだろう。


問題はラグビーのワールドカップとやら。

Jの開催日程を考慮せず、開催スタジアムに名乗りを上げた味の素スタジアムは許しがたい裏切り行為をした。

東京スタジアム社という会社の最大顧客は東京フットボール社のはずである。


いくら家から近くても、この裏切り行為で東京ファンの反感を買ったと思うのだけど、どうだろう。


よって、僕は移転に賛成である。