ウマ娘 プリティーダービーを始めてみた。【追記あり】
元競馬ファンの僕に、妻が流行っている競馬ゲームがあるらしいと教えてくれた。
ちょうど「ダービースタリオン」を売り払った僕はどれどれ、と「ウマ娘 プリティーダービー」を調べてみた。
真っ先に見たのは登場娘。
登場する娘によってはちょっとやってみようかな、という気になったので、確認することにした。
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結局、こんなツイートをして、アプリを削除してしまった。
今にして思うともったいないことをしたことに気づく(後述)。
さて、メインビジュアルから見ていこう。
まごうことなきギャルゲーである。
しかし、単なるギャルゲーと一蹴するのは早い。これも後ほど書き連ねていきたい。
オープニング。テンポのよい曲に、なんかどこかで聴いたことあるような曲…。多分CMか何かだと思う。
テレビというものを全く見ない僕ですら聴いたことある曲なので、多分皆さんもご存知のはずである。
ちょっと進めたメイン画面。
どっからどう見てもギャル育成ゲーじゃねーか、という声が聞こえてきそうだ。
しかしちょっと待ってほしい。
このゲーム、確かにビジュアルは女の子なのだが、それぞれに過去の名馬の名前が付与されているのだ。
古いところではマルゼンスキー、シンボリルドルフ、スーパークリーク、オグリキャップ。
ミスターシービーや、シンザン、ハイセイコー、トキノミノルなども収録してほしいものだ。ちなみにダート馬が少ないため(現在ダート適正Aはハルウララのみ?)、ハイセイコーはもちろん、ホクトベガ、アドマイヤドンなども収録してほしい。
また、短距離馬はバクシンオー、タイキシャトル、マルゼンスキーという少なさなので、これも解決してほしい。
※サンデーレーシング(=社台レースホース)と金子真人ホールディングスは馬名掲載を拒否したため、ダイナガリバーから始まり、マルセリーナ、ブエナビスタ、ドゥラメンテ、ディープインパクト、キングカメハメハ、カネヒキリなどは未収録が確定している。
おそらく、フサイチ、アドマイヤ、サトノ等の社台ノーザン系、ノースヒルズも許可が取れていないと思われる。
※追記 : サトノダイヤモンドがサポートで収録されました。
この辺りの権利関係はJRAが一括管理すれば解決だと思うが…。
ちょっと話題が逸れたが、老年層に受け入れられそうな馬から、中年層直撃のウイニングチケット世代3頭、ナリタブライアン、エアグルーヴ、マヤノトップガン、サイレンススズカ、グラスワンダー、エルコンドルパサー、スペシャルウィーク、タイキシャトルを育成することができる。
シーキングザパールや、スーパーオトメがいないことが残念だが。
あ、残念といえば、海外レースが収録されていないところだ。流石にウィニングポストのように多ければいいというものでもないし、英国ダービーに挑戦する日本の馬もいないだろうから、少なくとも、凱旋門賞の主要ステップ(フォア賞、ニエル賞、ベルメイユ賞)、ウィークエンド・ロンシャン、ドバイ・ワールド・カップ・デー、BCシリーズ、香港国際競争は搭載してほしかったところ。加えて、日本馬が勝ったジャック・ル・マロア賞、モーリス・ド・ギース賞、ジュライ・カップがあればなおよい。
また、近年の活躍馬が未収録というのも気になる要素だ。アーモンドアイ、レイデオロなどは未収録てある。
これらはクラブ馬なので、サンデーレーシングや社台レースホースと同じ理由かもしれない。
簡単に説明すると、一口馬主は「馬主」ではない。
例えば、アーモンドアイに設定された価格に対して、1/400にして、会員に「出資」させる金融商品扱いなのだ。
アーモンドアイの一口馬主は400人いるということだ。
併せて面倒なのは、アーモンドアイの命名権の問題も出てくる。
アーモンドアイの名付け親は出資会員てある。
唯一の例外は、当時松山調教師が長年これはという馬に名付けようとしていた、ジェニュインが採用されたことくらいか。
ああ、また話が逸れた。
ダビスタと大きく異なる点は、地方レースが収録されているところ。
帝王賞、JDD、JBC3レースがあった。
JRA(ゲーム内はURA)のダート重賞に飽きたら、という工夫というか、心遣いが嬉しい。
さて、実際の育成だが、実はあまりダビスタと大差がない。
正確にいうと差はあるが、基本コンセプトは変わらない。
スピード、スタミナ、パワー、根性、賢さの各パラメータを「トレーニング」で上げていくのだが、ダビスタと大きな違いは、パラメータが数値化されていて、可視化されているところに差がある。
これはわかりやすい。競馬育成ゲームでは画期的な出来事である。育成場のパラメータは隠しパラメータだからである。
さらに!
レースで、差しや追込が決まりやすいという親切設計。
ただ、ゲームバランス的には、逃げ、先行が有力な状況ではあるように感じる。
いや、正確には馬群(娘群?)に突っ掛かるが、ダビスタと違い、理不尽な不利を受けることはない。
また、馬群を割れるスキルもあるので、ストレスフリーでプレーできる。
実際、僕は4日間、ウマ娘をしているか、仕事しているか、風呂入っているかのどれかしかしていない。そのくらい面白い。
特にダビスタSwitchがいろいろガッカリだった分、ウマ娘は十分そのガッカリを補ってあまりある。
さっさとダビスタSwitchに見切りをつけて、メルカリ出品し、
ウマ娘に課金することがよほど健全であると気づいてしまった…。
ちなみに4,000円課金した。ちょうどダビスタSwitchの売上金くらいである。
こんな楽しい競馬育成シミュレーションをタダでプレイするのは、開発者に失礼に当たると感じたため、迷わず課金できた。というか、してしまった。
では、本題。
リリースされてから、約3週ほど経過しているが、序盤の段階でスペシャルウィークの限定カードが配布されたようで、これを入手できなかったのは痛い。これがアプリを消さなければよかったと今後悔している理由である。
このゲームにはダビスタにない、「スキル」という概念がある。
このスキルは育成する馬に対して、「サポート」という馬がいるのだが、これをうまく組み合わせてデッキを作るという作業から始める。
みんながリセマラしているのは、このサポート馬をゲットするためにしている、らしい。
なお、当たりはSSRで、トウカイテイオー、ウオッカ、スーパークリーク、ニシノフラワー、ファインモーション、ゲーム独自キャラが該当するそう。
ここから、2枚出れば妥協ライン、3枚で撤収ライン、4枚で当たりとのこと。
僕はリセマラは妥協ラインで撤収し、後に課金でウオッカを引き、撤収ラインまで追いついた。
今育成中の馬は、課金ガチャで当てたマルゼンスキー、通常無料ガチャで当てたスペシャルウィーク、交換で貰えるシンボリルドルフの3人。
他にも、バクシンオーや、エルコンドルパサー、グラスワンダー、ハルウララなども育てている(最近、タイキシャトルとライスシャワーも当てた)。
↑ハルウララのキャラは強烈なので、必見だ。
また、サクラバクシンオーとゴールドシップも個性が強くて面白い。
先ずはダビスタにガッカリした人はやってみるべき。
ようこそ、ウマ娘沼へ。